Vanity of vanities

Kei Koba in CER, Kyoto University, Japan

ぐらぐら

明日、プレゼンをさせていただくことになった。単なる打ち合わせ、って話だろうけれど、自分としては、(もう数を劇的に絞っている)共同研究で何ができるか、ということに関しては、これまで以上に全力でお話しするようにしていて、、、、いて、、ってことで、あれもこれもトピックをリストアップしていたらとんでもないことに。

 

これはかなり微妙で、、、、自分が慣れ親しんだ分野であれば、そりゃもう30年(おお、、、、)やっているので、酸いも甘いも、そして疎くなったとは言えこの数年前~数年後の見通しは大体たつし(どの程度の雑誌に出せるか、というのが見通しの1つの指標)、気が楽。気が楽だし、自分でも確証があるので、山ほど「アイディア」がわいてくる。ただ、「」にしているとおり、それはやっぱり本当のアイディアからはほど遠い。たんなる延長線上のものだ。それはそれで大事なのは間違いないけれど、でも、それは本当の意味での「共同研究」ではないんだよね。

 

一方、ちょっと分野が離れたところで、自分の考えを、、、というのも、「新機軸」的な感じがして心地よく、こんな考えで見直したらこうみえるのではないでしょうか?という「提案」ができてうれしい。しかし、これも「」でしかなく、単に足し算でしかない。

 

かけ算を考えないといけない。

 

このところ「ぼくらはlogスケールを実感できないのでは」と「ぼくらは三段論法は実は理解しにくいのでは」と思っている。10倍、100倍、となる感覚をこれだけCOVID-19で味わったのに、またこれだけ算数とかで、AならばB、BならばCならばAならばC、と教わったのに、至る所でそれを無視した活動がある。自分に関しては、すでにもう指数関数的な局面にはいっているのではないの?というところから逃げているし、それこそ、ダイエットするにしても、そうそう簡単に最初は動かない、でも、1.01倍毎日変えて活動していけば(1%)、3ヶ月すると大分変わるのでは?でも、2ヶ月だとやっぱり捉えられないのでは?とかとか。勉強は3ヶ月たたないと成果出てこないよ、とかまことしやかに言い続けているくせにね。

 

 

知識と経験と思考が全然関連付けられていない。多くのことはちゃんと中学までに教わっているのに。この問題が人間の心理的なものに大きく依存するのであれば、そこの「癖」まできちんと考えていかないといけない。たとえば授業においても。その辺、塾とかは丁寧にやっているよな。。。。勉強しなきゃ。

 

そんなこんなですべてがぐらぐらする夏の日でした。あと24時間ちょっと。。。

本拠地はこちら http://www.ecology.kyoto-u.ac.jp/~keikoba/