Vanity of vanities

Kei Koba in CER, Kyoto University, Japan

「マジメ」に話をしたいのです

書籍になるのを楽しみにというか、「生き延びるために」というのが過言ではないほど切実に待っている鳥羽さんの文章。でも、ちょっと今回はじっとしていられない程に胸を打たれた内容だった。この間の講演会で見せた真摯だけれど軽やかな言葉からもう一歩先の「軽く見ると痛い目見るで~」というような鋭い刃がのぞいている。これは家で話し合いたいなぁ。

 

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答えにたどり着くこと、すべての人に満足する答えにたどり着くことは難しいと思う。でも、「マジメ」に話をすることができる環境というのは必死になったら構築できるはずだと信じているのです。そこを頑張りたいとおもっているのだけれど、正直、できていないし、できないし、困っています。

 

声高に意見を表明することは、相手を否定することではないのだし、責任を持って意見を言うことと謙虚であることは相反するものではないという、ごく当たり前のこと。もっといえば、自分を含めた誰もが間違うし、やってはいけないと思われることをやるし、それを直すことができるという当たり前のことをしっかり受け止めよう、そこから立ち上がろう、ということが、そんな環境の背景にあるべきだと思うのだけれど。

本拠地はこちら http://www.ecology.kyoto-u.ac.jp/~keikoba/