Vanity of vanities

Kei Koba in CER, Kyoto University, Japan

「好み」

たとえば、自分の研究のスタイルってそれなりにある。そこには甘えもたっぷりある。窒素同位体の自然存在比なんてあまあま、、と言われたらそうだよね、、、

 

 

また、こだわりがある。たとえば修士課程から「測るの大変だからって測らないで想像で話するのっておかしくねー?」ってことで、環境中の微量の無機態窒素をなんとなく測定しているのだけれども、でも、測ったところで、測らないときの議論の質が60/100点、としたら、良くて80/100、多くの場合65/100点くらいにしかならない、、、それをもうかれこれ四半世紀やってきているので、さすがに終活において最後になんとかならないかしら、とはおもう。

 

 

それはさておき、自分の嫌いなアプローチがあるわけでして、、たとえば上記の「はからないけど、こんなもんかな」ってやつ。これ、闇雲に「これはかってないからだめじゃん!」というようなことはさすがにせずに、世界のどのレベルであればどれまでのことが測定できるはずで、その「最低限」と思ってもOKなレベルをクリヤーしていないと、やっぱだめじゃないの?と判断するのだけれど、、、でも、そこが厳しいのかな、という不安がやっぱりある。「嫌い」だからバイアスがかかっているんじゃないかな、、と。一応査読報告には「厳しいのかもしれないけれど、、」みたいなことは書くけれど、自分の英語で果たしてちゃんと伝わっているのか大変疑問。。。

 

 

とかとかおもうわけであります。

本拠地はこちら http://www.ecology.kyoto-u.ac.jp/~keikoba/