Vanity of vanities

Kei Koba in CER, Kyoto University, Japan

授業の反省: 限定合理性という言葉から,,,

限定合理性を強調した事の1つの帰結になるべき点は,アンケート調査を批判する際に,あれもこれも情報が足りない,という不毛な議論を避ける事だったのだが,やはりそこまで考える事はむずかしかったか。まぁ,無理か。


あまたある情報の中で,なぜその情報を限られた紙面,限られた時間,限られた利用可能な情報として提供しなければならないのか,というところまで考えるという事はさすがにむずかしかったかと反省。もっとその辺を来年は最後だし思い切り強調してみてもいいのかもしれない。たとえば覚えられる要因は6つくらい,多くても8つ?という心理学的な「常識」について。


批判的に書く,という事がむずかしいであろうというレベルはなんとか超えられるのだろう(相当の誘導が効いているわけだが)。であれば,単なるイチャモンにちかい意見をしっかりとした改善へと誘導できるような批評にどうなるのか,どうすべきなのか,そこまでを考えさせられる授業は可能なのか,,,,当然1度ではなく2度3度となにかを繰り返して作業する事が必要になるわけだが,,,,

本拠地はこちら http://www.ecology.kyoto-u.ac.jp/~keikoba/