同様に、言い方が悪いけれど、相手がやっている研究の質を知りたければ
* 自分の目標とする論文
* 自分の目標とする雑誌
をぱっと、たとえば5秒以内で答えてもらえば、研究の質について自分なりの判断はすぐにできる。5秒でいえないようであれば、それは問題外なのです。エレベータークイズなんて長すぎるのです。
同じような感覚で企業の面接は行われていると思う。僕にとってはいろいろな面接を行うときに、同じ感覚が動いている。がんばっていることに対して、自分なりの評価がどう出てくるのか、そのときの言葉がどれだけ上滑りしない、しっかりとしたものか、は、本当に不思議なくらいよくわかるものなのです。
いや、実際は人と人とのつきあいは全部これだけれども。そして大事なのは、その「直感」が間違っているかもと思い、絶えず修正を試みること、だけれども。一方でその「直感」に責任を持つことも大事。上の「自分なりの判断」とかいてあるのも、真実ではないかもしれないけれど、ということを考えて付記せざるをえない語句。でも、大変大事。
うん。この自分の直感に責任を持つ、というのは、かなり大事なことだ。