Vanity of vanities

Kei Koba in CER, Kyoto University, Japan

今年は手探り

後期の2年生の化学実験、実際のところ、どれくらいのことができるのか、利用する機材を含め僕には全く手がかりがない。となると、内容についてはとにかく最低限のラインを引いて、そこから様子を見ながらどこまでできるのか、という段階別にいくつか用意しておくしかないか。


まずは、検量線の引き方。最小二乗法で計算してもらうこと、その次に、一点検量線を書く過程で、モル吸光係数の推定をさせて、ブランクの値を再計算、さらには最小二乗法の問題点や、標準添加法まで、、、なのかな。さて、どこまでできるのだろうか。


どれだけ絶賛しても足りないと思うけれど、僕の吸光光度法のバイブルは「吸光光度法ノウハウ ケイ酸・リン酸・硝酸塩の定量分析」(奥修 著)です。今回の実習もこの素晴らしいマニュアルを中心に据えて、個々に書いてあることのほんの一部をやってもらうことにします。うーん。本当に凄い。


http://gihodobooks.jp/book/0391-7.html


高くない本なのだから、本当に学生さんは一人一冊持っていて欲しい。。。

本拠地はこちら http://www.ecology.kyoto-u.ac.jp/~keikoba/