Vanity of vanities

Kei Koba in CER, Kyoto University, Japan

当たり前の羅列

自分の戦法は、これ、あたりまえやん? これもあたりまえやん? これだってあたりまえやん? でも、3つ併せて考えたら矛盾してるやん? だから3つのうちの1つが実は当たり前やないねん、当たり前だと思ってだけどね、、、、というちゃぶ台返しであります。

 

なんというか正攻法ではないし、メインストリームを走ることが決していない科学者のやり方やなぁ、ひねくれてるなぁ、、と思うけれど、ジャイアントキリング狙いなんてことはさすがに言わないけれど、とにかく教科書を丁寧に疑わなければ、ってことを考えるとこうなるのよね。。。。逆張りばっかり。

 

 

しかし、この「あたりまえやん?」というのを丁寧にひもとくのはかなりしんどい。当たり前すぎて明示的に研究されていなかったりするので、、、、たとえば「生きるのにエネルギーいるやん?」みたいなはなし。でも、これはとてつもなく言い訓練になるなともおもう。授業と同じ。当たり前と思われていることについて、その背景を含め正しく論を伝えなきゃと思うと、危なっかしいところを話すときよりも何十倍も準備が必要になる。でも、そこを完璧に納得して進まないと自分で自分を蹴飛ばすことになっちゃうんだよね。

 

 

こういう感覚、やっぱりプレゼンばっかりしているとどんどん失われちゃう。どうやったってごまかしちゃうからな。。。。文を書くのは本当に大事だ。

本拠地はこちら http://www.ecology.kyoto-u.ac.jp/~keikoba/