Vanity of vanities

Kei Koba in CER, Kyoto University, Japan

あと30分

で、今月も、なんというか、偉そうな立場に立つべき会議がかなりある。一つ一つ予習が必要なのだが、ちょっと気が重い。そんな偉そうなことを口にするのか、と、ちょっと口の中が苦い感じがしてくる。

 

 

でも、できることを頑張って、できることをさらに増やして、それでもできないことを、丁寧にお願いする、ということを重ねてゆくしか、環境をよくすることはできないでしょ?と思う。思うけど、そこのなかにはどうしても利己的な部分が入ってくる。そもそも、自分ができないからここはお願い、というところには利己的な感情が拭いきれない部分がある。そこまでしてやらなければならないの?と考えると、さらにあやふやなところが出てくる。悪の権化はここなんだ。ちゃんとやらなきゃと思っていたら、ある程度の障害はなんとか突破しなきゃならないと思うわけだけれど、本当にやるべきなの?という疑問が少しでもあったら前に進めない。

 

 

自分が代表の小さい科研費は本当に書くのが楽だとしみじみ思う。責任を自分の小さい周りでなんとかできそうなものは、端的に気持ちが楽だ。気分が良い。でも、それじゃだめって思っているんでしょ?という自問自答でもう8時が過ぎる。公的な時間に入ろう。

本拠地はこちら http://www.ecology.kyoto-u.ac.jp/~keikoba/