Vanity of vanities

Kei Koba in CER, Kyoto University, Japan

「気をつける」の限界

ここにあほみたいなことをだらだら書いているのも、「あのでかいおっさん、たいしたことないで」と思ってもらう、話しかけたりメイルするハードルを下げる一環としてもう長いことやってきているのであります。

 

 

そもそも、幼少の頃よりでかく、声もでかく、黙っていると「不機嫌みたい」と言われてきた自分としては、陽キャ、とはいわないまでも、まぁ、あまり怖くなさそう、と思ってもらうことにかなりの労力を割いて、努力してきたつもりなのであります。一部はうまくいっていたと思うのであります。

 

 

しかしですね、もう、50近くなると、そういうわけにもいかないのです。頭の中は何も変わっておりませんが、醸し出す老けたオーラもそうですし、なによりも良くわからない肩書きの力は絶大で、どうやっても相手は身構えちゃうんですよね。そりゃそうだよね。扱いにくそうだしね。

 

 

で、このあたり、努力を継続することは絶対に大事、とはいえ、それが効果的とは思えない、というか思っちゃいけない、と改めて思うのです。やらないともっとひどいけど、やったところで効果はあまり見えないよ、と。やらないと-100で、やっても-20くらい、という感じ。どう足掻いても-5にはならない、という頭で行く、というこの当たり前のようなことが、実はきつい。きついのですよね。きついから甘くなると失敗する、の繰り返し。0なんてかんがえちゃだめ。

 

 

限界を認識した上で、どうするか考えるのだ、という、自分が授業で言い続けていることがブーメランのように突き刺さるわけでございます。

本拠地はこちら http://www.ecology.kyoto-u.ac.jp/~keikoba/