Vanity of vanities

Kei Koba in CER, Kyoto University, Japan

正直な話

シンポジウムとかに行くと、じんわり感じること。ずっと前、修士2年の頃から実は感じていたけれど、、、研究に向いているとは感じたことはないし、研究が好きというのもちょっと違う。というかだいぶ違う。研究が好きで仕方がない人が多くいる業界にいるから、その対比で、、、というのではなく、心底、素直に違う。

 

 

一方で、「なにか(信頼する)人と必死で取り組む」ということに対しては本当に好きなんだと感じる。科学者が集まる場所で、研究内容を聞くのは楽しいし、頑張っているところがわかるのは嬉しいし、頑張っているところを褒めるのは最高に楽しい。でも、それ以上に、こういうところが難しい、とか、こういうところをなんとかしたい、ということを、じゃあ、一緒になにか頑張ってみましょうか、というのが本当に楽しい。うまく問題を解決できるかというと、そんな甘いものではないけれど、頑張っている人をなにかの形で手助けできたら、、、いや、何かの形で励ますことができたら、くらいだろうか、本当に嬉しいし、そこには何もかもなげうって取り組むんだろうなとおもう。そういう覚悟がある、とか言う言葉ではなく、体が自然と動く。そんな感じ。覚悟があるとか、そういう気持ちで望む、とかそんな感じじゃない。

 

 

こう書くとホンマにきれいごとに聞こえるのだけれども、でも、研究が好きじゃない、というのと同じように、人を励ます活動がしたい、というのも、勇気を持って本心だと言っておこうと思ったのであります。

 

 

で、いま書いているとてつもなく難しい書類も、いつかどこかで、どなたかの役に立つ、、、とおもっていると、頑張れる気がする、ということでして。

 

 

もうすぐ日付が変わる。明日の日中は庭を耕すか電子ピアノを分解して直さなきゃならんのよ。犬も散歩に連れて行けと上目遣いで訴えるし。いま、がんばらねば。ちと寒いけど。

本拠地はこちら http://www.ecology.kyoto-u.ac.jp/~keikoba/