Vanity of vanities

Kei Koba in CER, Kyoto University, Japan

聖地上賀茂

昨日は時間をもらって、同志社大学で行われた土壌動物学会の講演会を拝聴してきました。


たけちゃんの話をちゃんと聞くのはもしかして初めてじゃないかと思いながらどきどきしていましたが、案の定なかなかあらわれず、あらわれたら「きみかわらへんねぇ、ちっちゃならんねぇ」と謎の呪文を僕にかけて登壇なさりました。マイクでスライドを示しながら軽快に「頭悪いんで〜〜いきまして〜」と始まるトークは、大変いろいろ考えさせられるものでした。


脇を固める皆さんがすばらしく、藤井さんのすばらしくまとまったこれまでの研究の変遷、はせさんの、「ああ、あの実験はこんな意義があったのか!」と20年後に知るすごさ、もう一度藤井さんの、これまでの論文データを統一的な視点からの説明(ああいった説明は個別の論文を僕みたいな専門外の人間が読むだけではどうしても至らないところなので、大変、大変ありがたいです。しかも日本語で聴ける・・・・)。斉藤さんの大変丁寧に研究を進めてゆくやりかた、そして菱さんのとてもいろいろな意味合いを持たせたうまいまとめと、本当に有意義な90分でした。


急いで車に戻ろうとすると、たばこを吸いにゆくたけちゃんと並んで歩くことになり「昔で解けるってところが解けて、飽和したやろ、で、そのあと細かいところをやり始めて今まで来てるんやろうけど、解こうってところにいかへんやろ」とか「新しいことをおれらやらんやろ、Grantとかはちゃんとやってるけど、鳥の」とか、1分足らずの間に濃いトークができて大変懐かしく、かつ、ああ、頭回している時間が足りなかったよなぁ、、と思うのでした。


本気のすっ飛ばしトーク、相手が〜〜まで知っているかどうか、とか全くかまわない、おたがいおいてけぼりでもかまわないぜ、トーク、をしないといけないですなぁ。。。とか。とか。


オーガナイザーの皆さん、お疲れ様でした。大変勉強になりました!


たけちゃんの「科学的にちゃんと考えてちゃんとやったら解けるやろ」がやっぱり印象的でした。

本拠地はこちら http://www.ecology.kyoto-u.ac.jp/~keikoba/