Vanity of vanities

Kei Koba in CER, Kyoto University, Japan

あかん

任期性やテニュアトラックについての意見を求められているのだが、書くべきことが多すぎて書ききれん。


ものすごく多くのことを考え、学び、失敗し、ほんの少しだけ成功したのですよ(としなければ、生き延びているという理由がないし、しかたない。そんな感じはしないけれども)。外部性も内部性も、体外性も対外性も、何もかもいろいろ見せてもらったと思っているのです。


任期もTTもなんとか切り抜けて大学に残っているのは、できるだけ「良い人事」というのを考えたいからというのが確かにあるのです。「」はつけざるを得ない、正しいものなんてないから。ただ、大事なのは、筋。どういう意思でどういうことをするのか、そこだけ。どうせ何をやっても誰かは、多くは、反対する。反対意見はしっかり聞いておくべきだ。ただ、だからといって筋を曲げることはない。そんな中途半端なことをしたら反省できないから。


何をやっても叩かれるのだというのは、40になってから以来、本当に強く思うようになった。最初は辛かったし、今でも辛いけれど、でも、たとえば50人に叩かれても、1人のためになる、と本気で思えて、そのことが公正であると考えられるなら、行ってみようと思うようにはなった。評価されることはないというところから始めるのも時には悪くない(ときにはどころかいつも、、という気もするけれど)。


そして、筋を通そうとする人、いや、それ以前に筋をひこうとする人はどうしても応援しようとおもう。そこ。今は。力がないから。力を持つことはないだろうから、せめて応援を。


真剣に物事に向かおうとする人を素直に応援したい。真摯な思いに汚い中途半端な思いで、薄ら笑いで相対することだけはやめたい。わからないならわからないと、添えないなら添えないと言うことが実は応援にすらなるのだということは考え続けたい。


ほら、、、こう無駄に熱くなるから書けないんだってば。。。

本拠地はこちら http://www.ecology.kyoto-u.ac.jp/~keikoba/