Vanity of vanities

Kei Koba in CER, Kyoto University, Japan

微生物群集機能を評価するためのエコプレートの統計解析講座(京大生態研・共同利用共同研究)

ワークショップ名:微生物群集機能を評価するためのエコプレートの統計解析講座

開催期間:平成29年11月11日(土)−11月12日(日)

主催・講師:三木健(国立台湾大学)、松井一彰(近畿大学)、横川太一(JAMSTEC)、中野伸一(生態学研究センター)ほか

開催地:京都大学生態学研究センター

所要経費:参加費は不要。遠隔地からの参加者は瀬田周辺での滞在費用(宿泊は各自手配)と食事代が別途必要。

参加申込:以下のウェブサイトより必要事項を記入の上申し込みください。先着20名とします。

申し込みの際、実習内容の調整の参考にいたしますので、統計解析と微生物学に関する経験に関するアンケートにお答えください。

必要なもの:ノートPC ・筆記用具

ワークショップ概略:
分子生物学の発展を急速に取り込んで、DNA配列や遺伝子を対象にした技法(環境微生物ゲノム解析や環境DNA)が生態学にも活かされるようになってきた。しかし、生態学として微生物生態系の役割を理解するためには、遺伝子を対象とした種同定や細胞内現象の解明をめざす研究と同時に、微生物の「生き様」の理解するための、微生物が集団(群集)として駆動する機能の測定や、微生物種の多様性が生態系機能の維持に果たす役割を定量化する必要がある。本ワークショップでは、簡便かつ定量的に微生物群集の生態系機能を直接評価できる手法として、エコプレート(バイオログ社)を用いた炭素基質利用活性の違いをベースとした生態系機能評価方法についての実習をおこなう。主催者は,バイオアッセイと最新の化学情報学を融合し、エコプレートから得られる生態情報の質を格段に向上させる手法の開発に成功した。実習では、エコプレートの測定方法だけでなく、この手法を実装したR統計プログラミングを用いた評価手法の解説・演習を行う。

詳しい内容や資料は以下のウェブページに順次公開していきます。
https://sites.google.com/view/cer-ecoplate/

問い合わせ先:
国立台湾大学海洋研究所・准教授・三木健
tks.miki.ecology@gmail.com

本拠地はこちら http://www.ecology.kyoto-u.ac.jp/~keikoba/