Vanity of vanities

Kei Koba in CER, Kyoto University, Japan

グローバルコミュニケーション

ぶりすますのあとに話していたことだけれども。


とにもかくにもこの「コミュニケーション」とかいうわけのわからない言葉は本当に口に発したくないのだが


「日本では説明しなくても分かってもらえる事柄を,その虚しさに耐えて説明する能力」=「対話の基礎体力」(『わかり合えないことから』(平田オリザ著,p104-105))


という定義をもらったので,本当にこれから楽になる。これに


「弱者のコンテキストを理解する」(p183)


を組み合わせたものが,理想とする「グローバルコミュニケーション」というものの定義になるのだろうと。


ま,「グローバル」なんて言葉はいらない。いつもいうように"International"なんてついている雑誌は僕らの分野では一流ではない。そんなことわざわざ言わないといけないというのがおかしいのだ。ただ,自己を屹立させるということだけのこと。立っている自分の位置を,四畳半の部屋と思うか,地球の一部と思うか,それだけの違い。

本拠地はこちら http://www.ecology.kyoto-u.ac.jp/~keikoba/