Vanity of vanities

Kei Koba in CER, Kyoto University, Japan

温故知新

HくんとKくんが中心になってがんばってきた筑波4地点+京都上賀茂の土壌同位体比データが出てきた。まだ,計算の修正とかがあるのだが。


これは,すごい,けど,難しい。


こまった。


同位体比のデータ,特に新しい測定のデータ,の解析の前に,これまでと同じようなデータ,たとえば土壌のbulk Nとか,NH4+とかNO3-とかの濃度,培養による純生成速度,そして同位体比,の関係についてさらっといっておかねばならない。


僕としては,「一般的な窒素循環の感じと同じですよーだからいいですねーつぎいきますよーおもしろいところいきますよー」くらいのさらっとした感じにしたい。


が,これは難しい。ほんま難しい。


自分が1998年のSSSAJに書いたときはばさばさと切られ,自分で一番おもしろいと思った結果も「この1つのデータが引っ張ってるだけだからだめー」とまるまる切られ,どのように議論を構築したのか微妙な感じになっている。あんな感じの微妙な感じが修論でかけるか。


まぁ,やめとくか。思い切り書いてもらうか,うん。そうしよう。


とにもかくにも,たとえば土壌を培養して,NH4+やNO3-がいろいろ出てくるけれど,その同位体比を測定して解析したよ,という論文,,,が,,,,みあたらないぞ。思いつくのはHerman and Rundel 1989 SSSAJで,わけがわからない論文なのだが,僕にとっては。あとはFeigin et al. 1974 SSSAJか。これは野外だけど。。。NH4+とNO3-の両方をはかる人ってのがそもそもいない。。。。


そうなると,なんと1960年代にまで戻らなければならないのか,,,,


結局なーんもかわってないってことか。。。。無機態は面倒だし,,,って状況は。


だらだら書いてみました。

本拠地はこちら http://www.ecology.kyoto-u.ac.jp/~keikoba/