Vanity of vanities

Kei Koba in CER, Kyoto University, Japan

信頼

人に対する信頼というのは,ひとたび失ってしまうと,しんどいものだ。治安と同じで,当たり前に大丈夫だったときと比べると,大変な労力が一挙手一投足に必要になる感じがする。どんな言葉を使うにせよ,大丈夫かな,と立ち止まって考えなければならない,というのは,たいへんな障害なんだな。

裏切るよりも裏切られる方がいいと今でも思っているけれど,それもやっぱり限界がある。もちろん,逆に改めて何のわだかまりもなく信頼を置ける人がどれだけ貴重なのかと言うことがしみじみ分かるけれども,,,,,だいたい日常はそんな信頼の置ける人とだけ構成されているわけではなく,,,,,辛労は,一日の中のほんの数分あるだけの,信頼関係が崩れている間柄での営みによるものなんだよな,,,定量的ではない。ま,ある意味定量的か。

本拠地はこちら http://www.ecology.kyoto-u.ac.jp/~keikoba/