Vanity of vanities

Kei Koba in CER, Kyoto University, Japan

螺旋階段を登る

土曜日は飲み会でした。きてくれたみんな、ありがとう。お疲れ様。夜の都心はなんだかいいですね。


その時もらったIさんのラボノートを眺めている。いろいろ丁寧に書かれているのはずっと一緒に頑張ってくれていた東大Iくんの影響だろう。ときどき僕の書き込みがあって苦笑する。いや、将来こんなことがあるだろうと思って書き込んでいるのだけれど、、過去の僕らとの会話。


なんだか、言い方が難しいが、とても愛おしい。何もかもが。

あの頃、といったって、ほんの2年前。ノートは2011年1月で終わっていた。あの頃も今も、わかったような顔をしながら、毎日、わかんねー!と叫びながらあっちにふらふら、こっちに激突、、と定まるはずもないまま、とにかく進んでいると、登っていると祈るように過ごしてきたんだろう。あの時の仲間たちと、いまの仲間たちと、なんら代わりはなく、本当にかけがえのない時間、空間、人と人の間柄があることに感謝。


ま、四年生に 先生 と呼ばせていることだけはちがうけどね。。。あと数ヶ月で先生と呼ぶことも許されなくなる笑。そして、いまの抽出祭りも数年後にはみんなで笑いあえるようになるはず、、?よい論文にまでしなきゃだめだがな!って、木崎なんて1/5くらいしかまだ論文にできてない、、、


亜硝酸、いろいろと僕らは大事なことを見逃しているのだろう。うまくいかない培養実験も、なにかほんのちいさな歯車がまわっていない。段階的に進む研究なんてほとんどない、もしかしたら、二年前にすでに見えていたことが僕らには見えなくなっているのかもしれない、、、ここからが勝負。たぶんこれまでで一番超えるのが難しい壁だろうけれど、超えてしまえば、その壁は自分たちを形作る、力強い明確な輪郭となって、自分たちを屹立させてくれるのだから、なんとかしなければ。


そんな月曜日の朝。今日の午後は長時間の面接。午前の使える時間をうまく使わなければ。


学園祭、こばは11/10の土曜日、終日おります。卒業生のみなさま、また、下級生で研究室に興味のある方、気楽に遊びにきてくださいませ。

本拠地はこちら http://www.ecology.kyoto-u.ac.jp/~keikoba/