Vanity of vanities

Kei Koba in CER, Kyoto University, Japan

追いコンでした

準備してくれた皆さん、ありがとう!楽しかったです。


いろいろな反省と、それ以上に、色々なご褒美をいっぱいもらいました。ありがたいことです。ほんまに。


一人一人の言葉の後ろに、重ねてきた時間と経験が、しっかりとした山登りの装備の心地よい重さのように、自信と呼ぶべきであろうものに化けて見え隠れする。その、まさになかなか有り難いことに改めてギョッとしたり。


桜咲き、桜散るが如く、最大限の不安も、幸福も、一気にやってくる。この季節は、もう、ただ、薄く漂う春の香りに身を任せるしか仕方ない。正に身を持て余してしまう。それすら幸福と呼ぶのが正しいのだろう。


こんな時に椎名林檎の初期作品達が流れてくる。なんとまあ。


山登りの装備、というメタファーは気に入った。これから数日間、これだけでやって行くんだ、という決意、不安、それらが詰まったザックをしっかり背負った時の重み、そして、重心が決まるというか、自分の垂線がすっとおりそうな、あの瞬間。あの瞬間のなんとも言えない昂揚感は自分の責任と不安と、そして自信そのものだ。


荷物を投げださなければならない時もあるだろうし、もっと重い荷を背負うこともあるだろう。足りないものも、余分なものもあるかもしれない。それらの可能性は全て了解した上で、これで行く、と決めて、ザックを背負った、その時のしっくりとした感じ、それが自信と呼ぶものなんじゃないかな、なんて。

本拠地はこちら http://www.ecology.kyoto-u.ac.jp/~keikoba/