Vanity of vanities

Kei Koba in CER, Kyoto University, Japan

いろいろ思い出したり

今日はU先生のプロジェクト、データ解析会議にアドバイザーとして参加させていただいておりました。大変刺激的で、有意義で、とても印象深い会でした。


U先生と一対一でお話しするのって、実は初めてじゃないかしら。京大にいた頃、CERのスーパースターの一人だったU先生は遠い存在だったわけですが(そりゃそうだ。森と湖じゃ)、エルザーさんが1年間滞在なさったときの「論文書き方講習」に参加させてもらったのがまずは思い出。特筆すべき、できの悪い生徒だったから、その辺は覚えておいてほしくないけれど、、、、笑


U先生の部屋にはずらっとL&Oが並んでいて、今日も本棚にL&Oが並んでいて、ああ、これだこれだよ、と一人にやにやしてしまった。U先生といったら、L&Oなのです。僕にとっては。L&Oという雑誌の持つ格調高さ、論理展開の明快さ、それの代名詞みたいな人がU先生なわけでして。


アメリカから帰ってきてすぐのIGBP報告会。そこで、Nさんとはじめてあったりいろいろしたわけですが、U先生が、琵琶湖のN2O、何とかしてくれないかなぁ、、こばくんとかが、と壇上でおっしゃったのを今でも覚えています(いや、覚えているかというともう夢かもしれないのでよく分からないけれども)。何で僕の名前が挙がったのかよく分からないけれども、ずっとショートやっていたのに、ながしましげおさんに「ライトも好きでしょ?興味あるでしょ?やったらいいよ!」って言われたような感じなのかしら、、、なんじゃこりゃ。


まぁ、とにかく、N2O頑張ろうと思って今に至るわけです。報告できるような結果は出ていませんが、、、


論文はもう数じゃないんだよ、なんて、ものすごいレベルの話をされてしまい、もう、こちらはなんと言ったらいいのやら。。。とにかくですね、高いレベルの健全な競争という土俵に、こちらはまずはのることからはじめなければ、、、と、自分のおかれている現状の甘さを改めて痛感しました。


報告会は大変面白く、興味深く、とても勉強になりました。残念ながらまともなことが言えなかったけれども、、、ここには詳しくは書きませんが、何がすばらしいって、リーダーの思惑通り、若い人々が活気あふれて頑張っていることだと思いました。stoichiometryのsという言葉すら出てこなかった、その潔さには感服します。すごいです。


さて、じゃぁ、自分はPIとしていったいどうなのかしら、とおもうと途方に暮れます。どうしたものかなぁ。もっと丁寧に頑張らないとな、、、と、査読しながらかえってきました。がんばりますー。


しかし、幸せな学生生活だったよな、、、、ほんまに。

本拠地はこちら http://www.ecology.kyoto-u.ac.jp/~keikoba/