2009-11-25 人生最悪に近い日 夜、部屋にこもって、ただ段々と積み上げてゆく。 こもらないと、家族に負のオーラが伝染してしまいそうで、そそくさと部屋に閉じ篭もる。ひたすら、これまで投げかけてきて拾われることのなかった、ひたすら注ぎ続けたのに、穴が空いているどころか、ただの枠のような、空虚な空間に注がれてしまっていた、必死の言葉たちを暗闇から拾い上げていた。 ああ、これは、屍を拾っているんだな。自分の。 拾ってやろう。優しく丁寧に。かわいそうに。