Vanity of vanities

Kei Koba in CER, Kyoto University, Japan

立場と権威

今、いろいろな「長」をやらせてもらっている。やり過ぎとはわかってるけど。

 

で、でも、その「長」って、たまたま回ってきているだけで、えらいわけでも能力があるわけでもない。ただ、最終決定の責任は負う。どう負うかの問題は難しいけれど、とにかく啖呵を切る。

 

でも、もちろん、その責任は負っているけど、えらいわけでも、能力があるわけでも、全然ない。それは毎日モゴモゴ自分に言い聞かせている。お役が回ってきただけ、次にちゃんと回すだけ。それでいい。それでいいとしないと、いけないことが起きそう。

 

それでも「権力を持っている」とか「逆らえない」とか言われてしまう。「えらそう」とも言われてしまう。それにこの数年むちゃくちゃなやんでいたけれど、どう努力してもだめみたい、と開き直る方向に行き始めたのが昨年度くらい。ならば、せめて、しっかり「えらいふり」をして「権力がありそうなのでその権力をできるだけ公平な形かつ広い視点で『行使』する」ふり、じゃなくて努力をする、というのに力を注いでみようと思ってる。

 

これがいいのかわからない。だけれど、他人の印象をそうそう変えることは難しいし、たとえば学生さんや若い先生とはどう頑張っても距離がある。その距離をヘラヘラした態度を持って、ふれんどりー、になろうという方がむしろ失礼じゃないの?ということを考える。その立場は、その役割は、もう果たせない、のであれば、違う役割を担わないといけない、えらそうに頑張る。

 

しかし、ほんとうにいいのかいな。。。。。そしてそれはやりたいことではやっぱりないけどな。。。。

 

 

 

本拠地はこちら http://www.ecology.kyoto-u.ac.jp/~keikoba/