Vanity of vanities

Kei Koba in CER, Kyoto University, Japan

書きまくろう

自分は、卒論が終わる頃から、日本林学会とかの要旨がたしかA4 1枚で1枚図を入れる、というようなやつで、あれを作るときに、先輩たちにいろいろ見てもらって、先生に見てもらうまでに何ラウンドもした上でようやく先生に見てもらって、さらに朱が入る、、、ということをやってもらっていた。同期でもお互い見てたし、後輩のも見た。あれが大変大きかったと今でも思う。

 

* A4 1枚に題目、著者、所属、連絡先、研究背景、目的、結果、考察、そして1枚しか入れられない図表、引用文献、とすべての要素が入っていた。形式の話から様式の話まで

 

* 自分が見れば、気になるところが出てくる。それはほぼ100%自分の文章にも当てはまること。指摘できるようになればなるほど、自分の文章も指摘できる。当たり前のことが当たり前のように回るのはなかなか難しいが、あの当時回っていた。同期はライバルとかではなく、ああ、そんなこと言われるんだ、考えたことなかったわ~というような、同期まるごとでどういうことを考えなきゃいけないのかを教えてもらっていた感じ。同期の文章を添削するときは、リハーサルみたいな感じ。

 

だからこそ、書きまくって、自分のを、そして他の人のを、添削しまくろう。それしか書けるように、そして見れるようになる術はない。頑張ろう。どんどんやろう。おたがいやろう。やればやるほどうまくなる。し、残念ながら、やりつつけていかないとどんどんだめになる。そして、やってもやっても、まだまだ考えるべきことは生まれてくる。書きまくろう、直しまくろう。結果、うまくいくことなんてそうそうないけど、頑張らない限り、うまくいくこともないんだし。そこで効率とかいうには、早すぎる。というか一生効率とか言うことないと思う。

本拠地はこちら http://www.ecology.kyoto-u.ac.jp/~keikoba/