Vanity of vanities

Kei Koba in CER, Kyoto University, Japan

見方を変えよう

誰も彼も必死なんだってば。そんなぼんやりしている人なんていないんです。そりゃ、現状での能力の差はあります。その差は、目標の建て方、目標への努力の仕方、準備の仕方に現れます。その現れてくるものを見たら「できる」人にとってはさぞかし曖昧な、中途半端な、できの悪いものに見えるのだろうと思います。


でもね、でも、そんなに「サボっている」というわけではないんです。必死になる、その必死になるなり方が、たしかに甘いし、中途半端です。はい。でもね。


皆ひとりひとり違うし、皆一人ひとりそうそう大きくは変わらないんです。その辺、もう少し、うまく遠近法をつかえないでしょうか。


そんな事を砂場で考えた。努力の質は違えども、何かしら皆努力している、という当たり前なこと(これは、当たり前、としたい)から見上げたらどう見えるのか、と。そのうえで「自己責任」という言葉を使おうとしたら、だいぶ違ってくると思うんです。

本拠地はこちら http://www.ecology.kyoto-u.ac.jp/~keikoba/