Vanity of vanities

Kei Koba in CER, Kyoto University, Japan

あと30分

で、今月も、なんというか、偉そうな立場に立つべき会議がかなりある。一つ一つ予習が必要なのだが、ちょっと気が重い。そんな偉そうなことを口にするのか、と、ちょっと口の中が苦い感じがしてくる。

 

 

でも、できることを頑張って、できることをさらに増やして、それでもできないことを、丁寧にお願いする、ということを重ねてゆくしか、環境をよくすることはできないでしょ?と思う。思うけど、そこのなかにはどうしても利己的な部分が入ってくる。そもそも、自分ができないからここはお願い、というところには利己的な感情が拭いきれない部分がある。そこまでしてやらなければならないの?と考えると、さらにあやふやなところが出てくる。悪の権化はここなんだ。ちゃんとやらなきゃと思っていたら、ある程度の障害はなんとか突破しなきゃならないと思うわけだけれど、本当にやるべきなの?という疑問が少しでもあったら前に進めない。

 

 

自分が代表の小さい科研費は本当に書くのが楽だとしみじみ思う。責任を自分の小さい周りでなんとかできそうなものは、端的に気持ちが楽だ。気分が良い。でも、それじゃだめって思っているんでしょ?という自問自答でもう8時が過ぎる。公的な時間に入ろう。

On-site environmental DNA detection of species using ultrarapid mobile PCR

On-site environmental DNA detection of species using ultrarapid mobile PCR

 

Hideyuki Doi, Takeshi Watanabe, Naofumi Nishizawa, Tatsuya Saito, Hisao Nagata, Yuichi Kameda, Nobutaka Maki, Kousuke Ikeda, Takashi Fukuzawa

 

Molecular Ecology Resources

 
これはすすすすすすばらしい

劣化

この1ヶ月、劇的に体が劣化していることを痛感している。いろいろなところで不具合がでている。熱中症になりかけたことも、過信というより、今までのレベルより自分が一段落ちたということに対応していなかったと言うことなんだと思う。

 

 

つまり、今まで通りでは維持・緩やかな減衰、では収まらないと言うことなんだよね。

 

 

で、じゃあ、どうする?いままでだって努力はしてきたけれど、それよりも頑張らないといけない、というのが事実が突きつけていること、だとしたら、やっぱり違う努力をするしかない、ってことでしょ?

 

 

うーん

いろいろいやになる

Aのためにはこれが良いと思う。

 

はいいんだけどさ。

 

Aはちょっと進めばBになり、そのBって、少したったらCになる。そのCとAって矛盾してたりしないの?短期的なゴールのためにいま動いているだけで、それって何のため??

 

と、ほとほと自分がいやになる。断りにくい案件を投げて、断りにくいですよねぇ、といいながら、心底申し訳ないとは思っているけれど、これが大事だと思うので、やらせてほしいと思い、ごねる。ごねないようにとおもうけど、ごねてるとしか思えない。

 

そして、ごねた先は、ぜんぜん持続性のない状態が待っている。そこをなんとかするのに4年5年の猶予をもらう。もらったところで、どうなるの?もちろん周りの状況は一変しているだろうから、その嵐の中で厳しく同じ方向を向いていたら、いつか陸地にたどり着く、、、の???

 

珍しくこの2週間、毎日弱いお酒を飲みたいと思ってる。いまも缶ビールすすってる。グラントの予算の相談を控えて、有り難いなぁとおもいつつも、でも、足下がぐらついているどころか確かな感触が何もない。ただ、あたふたして周りに迷惑かけているだけじゃないの?失敗してナンボ、というには年取ってるんだよ、自分。わかる???

 

 

とほほ。

本拠地はこちら http://www.ecology.kyoto-u.ac.jp/~keikoba/