Vanity of vanities

Kei Koba in CER, Kyoto University, Japan

事実を認めることは固定ではない

30過ぎた人のいうことを聞く必要はない。それはいいんだが、

 

いっていることを鵜呑みにしたりそのまま従うという意味での「聞く」はいらないが、実体験に即した経験からくる言葉をいったん聞いてみる、という意味での「聞く」は支持してほしい、

 

と考えてる。明示的に考えたのは滋賀に行く電車の中で、ようやく、だけれども。

 

そして、現実を認めることと、その現実にがんじがらめにされてしまうことは、同様に区別できるし、区別すべきだ。認めることは仮固定、その固定されるべきものを実際にどう固定すべきかは、別問題だと考えていいはずだ。嫌な事実には向き合わねばならないが、その事実のまま過ごさねばならないはずはない。

 

仮固定とすることで、現実と戦う地盤ができ、そこから走り出す力もわく。それでいい。

 

ようやく歯車がほんの少し動き始めた、かもしれない。

本拠地はこちら http://www.ecology.kyoto-u.ac.jp/~keikoba/