ちょっとした空き時間に、学生さんとか研究員さんがやりたいと思う(であろう)研究の下調べをするのは大変楽しい。
勉強は気が楽。研究じゃないから。
で、何ができる?今何ができる?も大事だけれど、その仕事が5年後も、10年後もそれなりのレベルの仕事と認識されるような新しい一歩、二歩をどう踏み出せる?と考えるのが頭の使いどころ、だけれども、そこはやっぱり難しい。
そして大変臆病になっている。これは本当にまずい。手持ちのものだけでそれなりのものができる、ことはわかっているけれど、それではだめじゃないの?と問い続けることはなんとかできても、でも、やっぱり「成功体験」の罠は強烈だ。
問い合わせても、一緒にやりません?といっても2割くらいしかうまくいかないもんだよ、と先の生態学会長は学生の頃教えてくれたんだけれど、それは、本当に正しいんだけれど、いま、それが6割くらいに上がらないとしんどい。しんどいとごまかさずに言えば、怖い。
ここで、若いみんなの力をあえて有り難く借りて、新しい一歩を踏み出せばいいのだが、なにせリスク回避が先に立つ。これだからだめなんだと思いつつも足が一歩前に行かない・・・
あかんなぁ。。。
車運転し終わったらちょっとお酒でも飲んでみよ。
あと残された時間はほんの少し。1つくらいまともな仕事をして去りたい、と思ったときに、じゃあ、本当に何をやる????ってことなんだけど、直視するのが怖いんだよね。うん。