Vanity of vanities

Kei Koba in CER, Kyoto University, Japan

ほんまのところ

ほんまは「助けたい」のは山々なのです。さすがにこちらはほぼ20年,これでお金をもらっているわけで,学生さんが1日かかるところを5分でできるということが数多くあるのです。


しかし,大学は「教育」の場だと思っています。研究だけなら,ほいほいどんどん先に進みますが(そして,そうして論文・特許・お金,へつなげるのが大学人として生きて行く道なのかもしれませんが),どんどん「教えて」しまったら,学生さんはただのロボット,データ収集ロボットにしかなりません。それでも卒業できるならいいです,という人ももちろんいるでしょうが,こばけんは(だからブラックなのかもしれませんが),そういう人はお断りです。


こちらが「経験」というスキルのようなものを積んできている結果,学生さんができることとこばができること,のギャップは一部でどんどんと広がっています。それでストレスが日に日に大きくなって行くのですが,そこでストレスをためるならば,「研究」がやりたいのであれば,大学をやめるべきだと思うし,おかしい,おかしいぞそれ,と毎朝考えています。


なので,ほんまは,ぱぱぱっと,相関図書いて,ほら,ここ,とか,文献3つくらい送って,ほら,この論文のFig. 2だってば,とかやりたいのですが,ぐっと我慢です。


ここで我慢することで,,,いつそれが報われるかは,1年後ではなく,3年後ではなく,おそらく10年後位なのでしょうが。そのときに僕がどういう関係でいるかは全く分かりませんが,,,でも,そういうもんじゃないかと。


でもね,ほんまはね。。。。苦笑


とにかくみんながんばれ!!!

本拠地はこちら http://www.ecology.kyoto-u.ac.jp/~keikoba/