なんというか,,,,ある事象について例を挙げて説明する,という事は様々にあるわけだが,その例は,単に例であって,ある事象のすべてを表すわけでは決してない。「例えば」という,(英語では余り使わない気がしている),日常我々が使う言葉が便利すぎるのだろうか,わかった気に,本質に触れた気になるのだろうか。
何が言いたいかというと,ある事象を説明するというときに,例を説明そのものと取り違えている事が本当に多いのだ。その例の背景にある本質的な説明というのを忘れてしまっている。特に系というような概念を扱うときに,例で説明する事が多いわけだけれども,その例がその系そのものを表すというわけではない。主従関係が混乱している,つまりそれは理解できていないというわけなのである。
ポジティブフィードバック,ネガティブフィードバックという言葉の説明が本当になかなか学生参賀できないというのがこの数年気になっている。今年は特に気をつけて様々な場面で異なる例としてこの2つについて話してきたわけだが,,,,いろいろな学生さん(背景も年齢も何もかも違う)に対してどう響いたのか検証しなければ。
ってかいていたら次の答案はよくかけていた!!!!ほっとするよ。