Vanity of vanities

Kei Koba in CER, Kyoto University, Japan

何でも同じ

自分の研究を発表する,でも良いけれど,そんな大それたことをする機会なんてそうそうない。だけど,たとえば他の人に,研究室に来た研究者でも,それでも,実家の両親にでも良い,自分のやっている研究をしっかり伝えられるか,というのは,大事な訓練。そこで得られる失敗やきっかけは,他のどこにだって応用できる,,,応用できるなんてつまらない書き方はいやだから,他の何ににもつながる,大切なことだ。


ということを学生の時に知っていたわけではない。が,空気がそうなっていた。少しでも,たとえば自分に10%くらい関係のあることにたいして(たとえば他の研究室でのセミナー内容とか),なんだか知らないけど,だれか外国からきたから飲み会あるらしい,というような機会にちゃんとアクションを起こせるか。それが50%でなければ起こせないというのは「うわー,なんだか感度低い」というような感じがあった。その空気が大事なのだなとおもう。そして,それは,無理矢理作らないといけないのかもしれない。そうしないと感度が上がらない。あがらないどころか低下する一方。そして内向きになり,内向きといいながら内面を見ることができなくなる。


50%って,自分の感度としての50%だからね。どれだけ狭い範囲で物事を決めつけているんだか,ということ。それには僕自身なかなか気づけなかった。


うーん。

本拠地はこちら http://www.ecology.kyoto-u.ac.jp/~keikoba/