Vanity of vanities

Kei Koba in CER, Kyoto University, Japan

疑問

お仕事Cは某国の科研費審査なのだが、、、なんと締切を過ぎてしまった。。。申し訳ない、、とメイルしたら締切伸ばしてもらえたので、ちょっとpendingである。。。。予算のレベルが分からないのはもうどうしようもないな、これ。お給料が高いとか低いとかは分からないや。


しかし、NSFにしたって、今回にしたって、申請書は専門の科学者に査読が依頼される、、、で、以前WさんがAさんのNSFを審査した話を聞いたことがあって、確かやっぱりトップランクの評価がつかないと採択はされない、、と。


一方で、日本での申請だと、科研費にしても、一番最初の学振DC1の申請にしても、分野の異なる科学者が審査するということになっている。これは、これでもちろんいいのだけれど、でも、どうなのだろう。ちょっと分野が離れている申請で、例えば同位体比の使い方にしても、間違っていたり(できっこない)、それって、cutting-edge?なレベルだったり、ということがあり得るはず(申請書すべての内容がcutting-edgeである必要はないが、研究全体のレベルを考える必要はあるはずで)。


専門家は少ないからどうしても身内に回ってしまう、、、じゃぁ、海外にreviewを依頼したらいいじゃないか、、ということになれば、じゃあ、英語申請なの!ということ、、、か。。。こんな議論ずっと前からなされているとは思うけれど、改めて学生さんにDC1の申請書を書いてもらって、つくづく、いろいろなかなか難しいなと思った次第。これはこれでいいのかもしれない、けれど、逆に、自分たちの研究分野を思い切り厳しく審査するということは、いつ行われるのかな。

本拠地はこちら http://www.ecology.kyoto-u.ac.jp/~keikoba/