Vanity of vanities

Kei Koba in CER, Kyoto University, Japan

大反省

簡単に言ってしまえば、自分がいっぱいいっぱいになってしまうと、相手の表情を薄っぺらくしか読めなくなる。ちゃんと言えば、不安があるかも、悩みがあるかも、苦しんでいるかも、と思ってみれば見えてくるのに、こっちがいっぱいいっぱいの時だと、そういった思いで顔をのぞき込めないから、結局感じられない、見えてこない、見逃す。大事なサインを。いや、大事な何かを。


研究でもそうだけれど、自分に見えないもの、感じることができないものが、しかし、あるかもしれない、とおもって目をこらすのと、そういう思いを持たないまま見つめるのでは、とても大きな違いがある。


もちろん24h365dそんなにぎりぎりのやりとりをすることはできないけれど、でも、理想は理想として常に持っていないといけない。


しかし、大変難しい。教員というものの立場というのはとても難しいなと、改めて反省しつつ感じる。

本拠地はこちら http://www.ecology.kyoto-u.ac.jp/~keikoba/