授業をするようになってから、毎年、ほんの少しだけれど、自分がやってこなかった新しいことを教えることで、自分が勉強をするようにと強制している。
今回の環境情報学であれば、環境経済学をもう一度ざっと見直してみることとか、社会心理学についてもう一度いろいろ調べてみるとかであって、そのときの授業は、たとえば同位体の授業と比べたら、ほんのさわりでしかないけれど、ものすごく長時間にわたる予習が必要だったりする。しかも、間違ってないかどうかほんとうにびくびくしながら授業をするので、終わった後、本当に倒れそうになるくらい疲れてしまう。
あと2回は、数理生態の初歩の初歩の初歩なのだけれど、これもまたびくびく。でも、これくらいビビリながら授業内容を準備するのは、おそらく悪いことではないはず。しんどい思いをしているということは、何かしら身についているのだろうと思って、とにかく前へ。