Vanity of vanities

Kei Koba in CER, Kyoto University, Japan

PhysiologyではなくEcologyがみたい

S研で話していたときに、「それではEcologyにならないからだめなのですよ」みたいなことを口走って、ああ、これはいい言い方ができた、と言いながら感じていたのだが、その後Iさんに「あれはどういう意味ですか?」と聞かれ、主語を忘れてしまっていてがっくりしていたのだが。。。おれ、何を主語にして言っていたんだっけ?とほほ。


種、まぁ、種というものが何かと言うこともまた問題なのだけれど、種固有の特徴があるとして、それを精査して、一方である環境中における種のrelative abundance、または直接のabundanceを見て、では、この2つをかけ算すればいいのか、、、、?。生き物はそれだけで生きているわけではない。ある微生物は違う微生物と「生存競争」をしている中で生きているのだろうし、はたまた、どっぷり複雑性を含んだ「環境」の中で生きているのだ。だから、個のphysiologyの積み上げは、単純にその生物のecologyまでは到達できないのではないかと。全体は部分の集合ではない。関係性がこぼれ落ちてはいけない、はい。昔からわかっていたことです。はい。


そのギャップをどうすればいいのかというのは、博士課程の頃からずっと考えているけれど、とりあえず、physiologyの積み上げさえできていないのだから、そこを何とかしたい、一方でecologyの結果の養分循環については記述すらほとんど全くできていないのだから、そちらも何とかしたい、と、両極について少しでもぼやけないようにしようという努力をしているだけ、、、である。その極をつなげる努力はいつはじめることができるのか。


同位体って、そこにコミットできるのじゃないかとずっと思っているのだけれど。。。

本拠地はこちら http://www.ecology.kyoto-u.ac.jp/~keikoba/