何が大事かって、どうやって「良い質問をするか」ですよ。
論文の中で良い質問、に昇華したものがあれば、それは素晴らしい仮説だろうし、研究室のゼミの中で、良い質問というのは、たとえば、その質問に答えてゆく中で自分のやっている研究の一般性が吟味できたり、考えていなかった側面から自分のデータを見直すことになったりできる質問か。
書くとよくわからないけれど、そういう質問は存在するし、そういう質問をできる人はいるんだよね、本当に。そういう人を「うらやましい」と一瞬思ったりしてしまうけれど、それじゃあ進歩はない。何とかして自分もそうなりたいとして努力しないと。
ほんとにほんとに難しいけれど、だからこそ、今から、ずっとトレーニングしてもらえたらいいと思う。