Vanity of vanities

Kei Koba in CER, Kyoto University, Japan

今のY・K研システム

学生さんをY先生と僕とでみている状態なのだけれど、僕はこれはとてもいいと思う。Y先生と僕のいうことは違うし、同じ文章に朱を入れるとしても、かなり違う。Y先生はしっかりしているし、僕はちゃらんぽらんだという傾向はいつも同じだけれど、、、。船頭多ければ船は陸に登ってしまうのだろうけれど、一度くらいは陸に登ってもらって、思い切り悩んでもらわなければ!というか、船頭は自分であるということを自覚してもらうためには、これくらいの混乱は良いのではないか?


文章を書くときに、最初に受ける衝撃は、自分の文章は他人にそう読まれてしまうのか!、ということではないだろうか。自分が思ったことは伝わっていない、と最初は思うのだけれど、実際には、自分が思ったことが文章の形になっていないことがほとんどだと思う。「あれ」「これ」といった指示代名詞が誤った指示をされて読み進められていくことを目の当たりにして、もっともっと丁寧に、もっともっとゆっくり、文を進めなければいけないという当たり前のことに気づかされる。その感覚は文章においてだけのものではない。卒業した後の人生で、とても大切にしてゆかなければならない感覚の一つだ。


異なる視点が存在するのだ、という当たり前のことを身にしみて感じてもらうために、今日もちゃらんぽらんなコメントを必死でつける私でした(おいおい)。


さあ、朝だ。

本拠地はこちら http://www.ecology.kyoto-u.ac.jp/~keikoba/