Vanity of vanities

Kei Koba in CER, Kyoto University, Japan

いつかの思い出

* 自分が「人と人との間を大事にしたい」とおもって「一人ではなくいつも仲間と」と思ってやってきたことの具現化が行われていると思えた。僕がいなくてもいいなんてすばらしい。

 


* 退路を断った。そう感じた。バスを降りた時。この感じ,何年ぶりだろうか。縁もゆかりもない土地で新しい生活が始まる。いろいろなことが待っている。それらを手放しで期待するような事はもうできない年齢になっている。自分自身の能力の様々な限界,その限界がどんどん下降してゆくこともわかっている。しかし,意外とごまかしているわけでもない。逃げているわけでもない。ただ,素直に,その「老い」にたいして,苦笑いしている。もちろん完全ではないし,もっとやり方はあるのだろうけれど,でも,まぁ,こんなもんで手を打とう,と。

 


* 強いものが生き残るのではない。変化し続けようとするものが生き残るのだ,ということ。その事自体を実際にやってみること。それだけのことなのだけれど。

本拠地はこちら http://www.ecology.kyoto-u.ac.jp/~keikoba/