子どもたちにどうしてもわかってもらいたいことがあり、わかってもらえていないときに、とても厳しい言葉を使ってしまう。たとえば、「それは許せない」とか。生きていてそうそう使ったようなことがない言葉を。
その後、何時間も自問自答する。あれでよかったのか。違う言葉はなかったのか、違うやり方があったはずではないのか、と。
行き着くところは、彼らの人生は彼らの人生でしかないこと、そしてこちらの思いなんて自己満足でしかないこと、なのだが、毎日、毎時間、それこそ毎秒考えさせられる。何が本当に「正しい」やり方なのだろうか。