Vanity of vanities

Kei Koba in CER, Kyoto University, Japan

『生物の科学 遺伝』2014年11月号 特 集 地球温暖化と海洋微生物

JAMSTECの布浦さんの鞄持ちな感じで参加させていただいている特集号が出版されました。


詳細は日本微生物生態学会websiteからみることができます。
http://www.microbial-ecology.jp/?p=6508

が,内容を貼り付けておきますね。

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【特集にあたって】

地球温暖化関連物質と海洋微生物の関わり
─大きく変貌を遂げつつある最新の海洋微生物生態系像が明らかに
布浦 拓郎(海洋研究開発機構)・木庭 啓介(東京農工大学)・・・・・・・・・・・480

序 論

海洋における地球温暖化関連物質の分布

─生物起源温暖化物質のメタンと一酸化二窒素
吉田 磨(酪農学園大学)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・482

Part 1 温暖化ガスCH4, N2Oと海洋微生物

海底堆積物中のメタン生成および酸化反応を担う微生物
青木 仁孝(長岡技術科学大学)・井町 寛之(海洋研究開発機構)・・・・・・・・・486

海洋の好気性メタン酸化菌の分布,多様性,窒素代謝
─海底から表層まで幅広く存在しCO2や有機物へ変換
平山 仙子(海洋研究開発機構)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・492

海洋表層でのメタン生成
─観測結果が語る海洋メタンの実態
吉田 磨(酪農学園大学)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・498

海洋中の一酸化二窒素生産とアンモニア酸化
布浦 拓郎(海洋研究開発機構)・木庭 啓介(東京農工大学)・・・・・・・・・・・504

Part 2 二酸化炭素固定とアンチ温暖化物質の生産

植物プランクトンブルーム研究の新展開
─海洋生物生産への地球温暖化の影響予測に関わるキープロセス
塩崎 拓平(東京大学大気海洋研究所)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・509

深海における暗黒の炭素固定
─炭素固定細菌を含んだ深海生態系構造解析が進む
横川 太一(愛媛大学)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・514

海洋における硫化ジメチル(DMS)生成とその分布
─気候値見積もりの精度向上へ
亀山 宗彦(北海道大学)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・519

本拠地はこちら http://www.ecology.kyoto-u.ac.jp/~keikoba/