Vanity of vanities

Kei Koba in CER, Kyoto University, Japan

覚え書き

とにかく訴えてゆかなければならないことは,自分の可能性は自分で知らない間にどんどん閉じてゆくと言うこと。水門が閉じてゆくようにゴゴゴという音を立ててあっという間に閉じてゆく。その門をこじ開けるためには何が必要?ということ。


そのために「勉強」するのだ,というのはなんとも軽い言葉に聞こえるのかもしれないけれど,それが真実の一端,であることは確か。自分の可能性,自分の選択を広げよう広げようとするならば,とにかく勉強するしかない。できることを増やす,というなんだか悲しい言葉ではなく,そうだな,,,感じることができることを増やさなければならない,と言うこと。もっと違う言葉で言えば,自分の世界というものを広げる,と言うことだ。書いてしまってこの言葉の響きの軽さに悲しくなるが,とにもかくにも四畳半ロックな世界からはさっさと抜け出さなければだめなのだ。


自分の可能性と言うときに,もっと現実的には,どうやって「逃げるか」それを考えて行動できる人間になること。危ないと思うこと,危ないと思ったときに別の逃げ道をしっかり作ること,その道を進んでゆくこと,それができないといけない。それができるためには日頃の,まさに不断の切磋琢磨が必要だと言うこと。


もっと直接的に書いてしまえば,つぶれてはいけない,死んじゃいけない,逃げろ,逃げることは悪いことじゃない,ってこと。逃げられないといけないんだよ,みんな。うん。何を言ってるんだと思う人はそれで良いんだが。

本拠地はこちら http://www.ecology.kyoto-u.ac.jp/~keikoba/