Vanity of vanities

Kei Koba in CER, Kyoto University, Japan

方針転換

もうすぐ書類提出なので,どうせすぐにわかることなので書いてしまうけれど,来年こばけん(木庭研と書く気になれない,,,こば犬とか,こ馬券ならいいけど)に分属できる学生さんの数を最大数(5名)に設定した。昨年のことを考えても,5人埋まるとは思えないけれど,5人にした。


そのこころは,,,もう,極端に状況をふってみて,どうにかしないといけない状況を明確にして,自分の好みというところでごまかしている部分をあぶり出さないといけないからだ。実際には,今の指導不足な状況を,劇的に打破しなければ,自分の思っている最低限の教育研究活動が保証できない,というその状況をまずは自分自身でよく認識すること,それから,ラボメンバーみんなにわかってもらわないといけない,ということである。うむ。


理想は理想で持ち続け,磨き続けなければならないけれど,一方で現実は現実でしっかりと対応しなければならない。現実を理想という免罪符でないがしろにするのは,理想をないがしろにするのと同じ事だから。


自分なりの教育研究スタイルが一応あったのだけれど,完全に壊してしまわないといけない。ということ。こわいよぅ,,,,,しかし,やらないと,絶対に先はない。先はいらない,といいきれるだけの度量が僕にはないのだし。


たとえばテーマをかなり絞って与える。毎日コアタイム的なものを設定する,などのことは,「自由」をモットーにやってきた,自分のこれまで(特に学生時代を含む)からすると,180度逆の方向に向いていて,とてもやりきれない。が,各個人のポテンシャルをポテンシャルで終わらせないようにするために,何が大事かと考えると,ここにメスを入れざるを得ないとやっぱり思う。泣きたいというか実際ちょっと涙が出たくらい悔しいし苦しいけれど,自分の最終目標が何かを考えたら,四の五の言っていられない。今の状況を様々な視点から考えて,その上で,学生さん一人一人がどう伸びるか,そのきっかけを与える最後のチャンスとしての卒業研究,修士研究ということ,そのことを考えたら,やっぱり,自分の考えは逆に曲げなければだめだと思う。


ああ,ほんまいや。これまで10度20度とじわじわ仕方なく変更をしてきた,変更を余儀なくされてきたものが,そんな甘い事じゃだめで,思い切り梶を切れ,というか,逆に進め,ということで,,,ほんまにいや。10年前にもこんな事があって,そのときは,本当に吐きながら抵抗したんだった。今は,その力を,無理矢理にでも自分を律する事に使わなければいけない。


しかし,,しかしだ,本当に「真摯」でいるためには,どうしたらいいのか,と考えると,やっぱりそれしかないんだから,やるしかないんだよ,うん。そうそう。と,誰が行ってくれるわけでもないので,自分で言ってみる。やれー!はいーでもいやだー!がたがたいうな!!!

本拠地はこちら http://www.ecology.kyoto-u.ac.jp/~keikoba/