Vanity of vanities

Kei Koba in CER, Kyoto University, Japan

自分に問題をひきよせろ

まずは自分の問題として、自分に事象を引き寄せること。問題を再定義すること。自分が何かしらできる、改善できそうな、対処できるような形に治すこと。そして、真摯に、素直に、それに対峙すること。


古くは、和文英訳のときに言われたはず。難しい和文をそのまま英語に直そうとしないこと。まずは簡単な日本語に直してみて、それからできるだけ簡単な英文で表現すること。中学高校で習っていることでは?同じこと同じこと。


問題は、同じこと、と言えない、凝り固まった意識と、自分に視線を向けることを避けること。


意識を柔軟に保つための努力、自分のことをしっかり見つめる努力、そんな努力は目に見える成果をあげることはなかなかないし、第一しんどいし、やっぱり避けたい。でも、やっている人はやっているし、そのなかなか見えない努力にそういう人は敏感だから、ああ、あなたも、とすぐわかる。わからない人にはわからない。わかる人だけわかる。わからない、と文句を言われても、じゃ、努力しなさいよ、としかいえない。


しんどかったら、何のために?と考え直す。ほとんどの場合、自分の自尊心のため、誇りというと大げさだし、プライドという言葉は使いたくないし、簡単にいえば、自分が この人は! と思う人に、なんとか評価してもらえるように、というのが一番しっくりくるが、、その思いのために頑張る。そこまで引き寄せられたら、あとはやるしかない。やるやらないは完全に自分の問題だから。


外に、他人に原因を求めても、何も得られない。何もできない。わからない。せめて、小さいながらも自分から少しでも良いから、なんとか変えていかねばならない。そちらのほうがいい。周りで見えない努力を重ねている人には伝わるし、励ますことができるはず。

本拠地はこちら http://www.ecology.kyoto-u.ac.jp/~keikoba/