さて、Macを立ち上げるだけの余裕がない今日この頃、とりあえずこちらに書いておきます。あとで自分のサーバーに清書しよう。
1月は171本の論文をデータベースに登録しました(論文をざっと見たということ)。毎月だいたい80本ペースなのに今月は倍近くと多いのは、古い論文を結構PDFとしてデータベースにいれたから、で、つまり、2012年の新しい論文はそれほど読めていません。このペースで行けば年間2000本に到達するんだけれど、まぁ、無理だな。
正直なところ1月、印象に残ったのは、僕が生まれた年くらいに、W先生がいろいろやられていた海の亜硝酸の論文達ですが、、、僕の考えていることはW先生が40年前にやっていることばかりじゃないか、、、、しかしほんまにすごい。。。
素直に面白いと思った論文としては
Heavy Livestock Grazing Promotes Locust Outbreaks by Lowering Plant Nitrogen Content
Cease et al. 2012 Science
http://www.sciencemag.org/content/335/6067/467
です。JJ Elserさんですよ。まさに、蓼食う虫も好き好き、というところですかね(ちがうな)。今まで考えられていたのと全く違うoutbreakに関する前提が与えられて、これはおもしろい。
素直に驚いた論文としては(Yさんとかぶってしまうのだが)
The effect of 15N to 14N ratio on nitrification, denitrification and dissimilatory nitrate reduction
Fiona H. M. Tang, Federico Maggi 2012 RCM
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/rcm.6119/abstract
です。えー?。ならば、我々トレーサーをやっている人間としては、99atom%15NのNO3の脱窒なんて、どうなるわけ???ということで、、、、
1/18のRobinsonさんの論文は、確かに興味深いのだけれど、まぁ、次点というところでしょうか。というか、もうちょっと読みこなさないと、この論文の重要性が自分にどっしりと、しっかりと分かってこないという印象がある。
http://d.hatena.ne.jp/keikoba/20120118