Vanity of vanities

Kei Koba in CER, Kyoto University, Japan

捨て駒

ある駒を大事に大事に使おうとしている人もいるけれど、その駒の特徴を最大限生かそうとした結果、捨て駒として使おうとする人もいるかもしれない、ということは考えておかないと、足下をすくわれるかもしれない。


自分の考えている枠組みよりも遙かに大きな枠組みで物事をとらえて活動している人がいるのだ。自分の手の中にあるものの価値は、自分の枠組みでしかとらえられない。その当たり前の危険さをどこまで僕らは認知できるのだろう。思考の枠組みを変えたり、大きくしたりということ(僕は遠近法と呼んでいるけれど)、そのことは実は大変重要な能力で、努力によってある程度は得ることのできる能力だと思う。

本拠地はこちら http://www.ecology.kyoto-u.ac.jp/~keikoba/