Vanity of vanities

Kei Koba in CER, Kyoto University, Japan

あかんあかんあきまへん

研究のネタに関するブレインストーミングなんて意味毎日、毎時間、毎分やっているようなものだ。問題は、そこで浮かんでくるアイディアを、どう具体化するか、だけれど、その具体化のプロセスはとてもしんどい。なにか確固たる目的が必要だ。


その1つが研究費の獲得、なのだが、せんにんぎむ はグラントのプロポーザルを書く機会を失わせてしまっている。もちろんある意味では仕方ないとは思うけれど、この機会損失は大変重要なことに気がついた。


僕のような、たいした能力のない研究者であっても、お金を取るのだ、(他のやり方だってもちろんあるけれど)いい研究をできる環境を整えるのだ、なんとか優秀な若手の人々に居場所を与えるのだ!と思っていると、やっぱり気合いが入るし、アイディアはわいてくるものだし、そしてそのアイディアを何とかプロポーザルにまとめるという努力を通じて、アイディアが具体化されてゆく。もしかすると論文を書いているとき以上に頭が働いているかもしれない、とすら思う。戦闘モードであることには論文を書いているときと違いはないけれど、それにやはり、狩りの要素が付け加わっているのかしら。神様がおりてくると止まらなくなる。申請書の制限を遙かにオーバーして愕然とするけれど、悪い気持ちは続かない。


うーん、何とかしなければ。。。確かに素振りは大事だ。しかし、試合に出ていないと、感覚がだめになってしまう。ずっとベンチにいてもだめなのだ。。。。

本拠地はこちら http://www.ecology.kyoto-u.ac.jp/~keikoba/