Vanity of vanities

Kei Koba in CER, Kyoto University, Japan

ようやく読んだ本

4月から心機一転、、と思ったけれど、全く本は読めない生活。それはそれでかまわないけれど、それでもかまうこともあり。


『「戦争」の心理学』(グロスマン、クリステンセン著)を読了した。大変つらい本だった。しかし、いろいろと読まねばならなかった、通過しなければならなかった、と思うことの多かった本でもあった。この本は府中に持ってゆくことはないと思う。


引用しても差し支えのなさそうな言葉達を挙げておけば、、、、

規律は戦士の人生における安全装置だ(p383)

ときに自分の弱さを認められるのは強さの表れだ(p483)

名誉はあるのではない、人がもたらすのだ。栄光もあるのではない、人が与えるのだ(p508)

どうしてよいか、なんと言ってよいかわからないときは、「おまえが無事でよかった」といえばじゅうぶんだ(p562)


今後、長い人生、どうやって子犬を手なずけてゆくか、いろいろ考えさせられ、勇気をもらう一冊だった。おすすめはしない。

本拠地はこちら http://www.ecology.kyoto-u.ac.jp/~keikoba/