Vanity of vanities

Kei Koba in CER, Kyoto University, Japan

手触りのある確かな瞬間

1週間のうち、この頃だったら、半日分くらいは、おお、かなりおもしろおかしくいけているかも!と思うけれど、あとの4.5日は、反省しきりというよりも、いったい何をやっているんだろうと思うことしきり。2日天才、3日バカなんて遙か彼方のratioだなぁ、、という感じ。


もちろん答えはないことなのかもしれないけれど、大学・大学院で本当につかんでもらいたいことは何か、そのためのベストの道筋は何か、それらが個人個人でどのように違うのか、ということを毎日考えては毎日違う答えになっているような気がする。そして考えつかれて週末は頭の中が????でいっぱいになって、結局なーんも進展していないじゃないの!ということに。


昔の学生さんからもらった「こんな遠くまでくることができました」という一言に心底助けられる。すべての人に、すべての瞬間にベストでありたいと思うけれど、それはまさに夢物語なのかもしれない。でも、なにかしっかりとできた、というか、つながった!とおもう確固たる瞬間がたとえ3年間のうちで一瞬でも得られれば、それで何とかやっていけるものなのかもしれない。それだけ強い力を持つものだということも、ずっとやってきて、自分の中でちょっとだけわかったつもりになることのできた、数少ない手触りのしっかりしたもの。


まぁ、いろいろ悩み多き年頃なのです。あれ?不惑??

本拠地はこちら http://www.ecology.kyoto-u.ac.jp/~keikoba/