Vanity of vanities

Kei Koba in CER, Kyoto University, Japan

考え抜くこと、抜かすこと

NSN勉強会でWさんが仮説を納得してもらうまで一年半かかったと言っていたけれど、本当にそういうものだと思う。研究の結果を納得してもらうまで、ではない、自分の立てた仮説が、検証可能か、検証するに値するか、検証することで当該学問分野の進展に貢献できるか、を先生に納得してもらうまで、である。研究する土俵に上がるまでに、一年半、ということ。


考え抜くというトレーニングが卒論修論の本質だと思うが、そのトレーニングも幾つかのやり方があって、選ぶ根拠は、その到達したい目標と現状とのギャップ、そして成長期待曲線によるものだ。


これら三つの要素について、当の本人がどう自分を評価しているか、を聞いて見る必要があるのかもしれない。


などとつらつら考える。

本拠地はこちら http://www.ecology.kyoto-u.ac.jp/~keikoba/