Vanity of vanities

Kei Koba in CER, Kyoto University, Japan

音楽を聴く、ということのできる心持ち

レコードにいつか戻りたい、と思い続けて早10年以上。とはいえ、手軽に音楽をかなりの質で提供してくれるDMPが無ければ本当に大変なことになるだろうと思う。高校の頃は、Walkmanをなだめながらなんとか自転車を走らせていた。電池が消耗するとすぐに回転がおちて、音程がダメになるし、Headがへたっていたからわざわざforwardでなくreverse(おお、この言葉はB面同様もう死語だ)でテープをかけていた。でも、とにかく毎日、結構感動していた。


愛用しているShureのE4Cはすでに生産中止になっている。1つは友達のところに里子にでているが、果たして、いつまで断線せずにもつだろうか、、


オーディオマニアになる気はさらさら無い。それよりも、素直に音楽を聴いて素直に感動できる、そういう自分の心持ちを創ることに、労力を配るべきなのだろう。「なかなか音楽を聴けなくなっちゃうんですよ」と、ぽつりと人生の先輩がいっていたのを、この数年、ことあるごとに噛みしめる。

本拠地はこちら http://www.ecology.kyoto-u.ac.jp/~keikoba/