Vanity of vanities

Kei Koba in CER, Kyoto University, Japan

選択ではなく全方位で縮小

心苦しいがいろいろお断りしている。

* 外国の研究申請レビュー: これはちょっと専門が違うことが多いので気が楽。

* 査読: 申し訳ないがコミュニティーへのサービスとしては違う方法で貢献することにしている。受けることもあるが。

* 共同研究: 今の状況ではまともにデータを出して貢献することが極めて難しいので。科研費であれば、分担者に入れなくても共共拠点の利用として組み込んでもらえば分担金も少なくてすむし、そちらで。

* 共著者: 自分が共著者になることで時間がかかってしまうことが大変多く、また十分な貢献ができていないと感じることも多く、早めにお断りしていることが多い

 

~~だからとか、xxだからと選択して縮小しているのではなく、全方位的に一般的な大学教員の活動が縮小している状態である。ヘリウム不足はほんまに大きい。全体的な物不足も、全体的なこの活気のなさも影響しているけれど(そして活気を失わせているのは自分自身の一挙手一投足であるのも自覚しているけれど)。一緒にやりましょう、ってお誘いに対応できないのがこれほど苦しいとは、想像以上だった。自分にとってfatalだと思う。

 

じゃあ、何に時間を割いているのというと、、、、、まぁ、それはなかなか言えないことばかりで、、、この状況はかなり厳しいけれど、まぁ、10年後、そうだったなぁ、、みたいな感じで許してもらうしかないかと。許してもらわなくてもいいけれどって言い切るのは難しいなぁ、、、頑張ってるので勘弁して下さい!みたいな言い訳が通用するのかというと、それはどうなのか。頑張ってるので!みたいなアピールをしなければならない状態であればそれはまさに無駄なことだよな、、、

 

大問題なのは、「ちょっと先の将来に必ず何かしら役に立つと思ってみえないところで頑張っている」というのは聞こえがいいが、本当にやるべきなのか、だれも検証できずに進むことだ。完全自己中心的な営みを自己満足で進めてゆくだけの可能性は極めて高い。そして「誰も分かってくれないけどね」みたいなことをスナック、、、、に行くお金がないから、後輩などのイエスパーソンに聞いてもらって承認欲求を満たすのだ。

 

一方で、なかなか分かってもらえないということもある。確実に。

さらに一方で、傷をなめ合ったってどうしようもない、ということもある。絶対に。

 

となると、何を目標に、近い目標におくのか、、、それを考えていると運転がおぼつかなくなるので止めるということを毎日繰り返しているわけで。

 

しっかし、N2O安定していないなぁ、、、、なんだこれ・・・

 

 

 

 

本拠地はこちら http://www.ecology.kyoto-u.ac.jp/~keikoba/