プロスペクト理論だよ。わかってますよ。
失わないとその価値は分からないのかも、身に染みて価値を認めないのかも。
正当な、正確な価値なんてあるかどうか知らないけれど、とにかく悲しいというより、ただ、呆然としてしまう。唖然茫然呆然、何が何だか。
ただ、ひたすらに濁った音の重なりが消え掛けるところを追いかけてる。
本当にいろいろと、ではなく、活動全体の底上げのように、励まされていたんだなあと、表現は間違っているけど、しみじみと感じる。さめざめと感じる、かも。
ボート部の合宿所で、ふと、西村さんがいるんじゃないかと思うことがあるけど、あんな感じだ。風をふっと吹かせてくれていた人の存在は計り知れない。果てしない。
どう嘆いていいのか分からなくなってる。嘆くことすらできなくなっちゃってるなんてゲンメツというか、自分にガッカリだ。